カイトの加入がリバプールを変える
昨日行なわれた、プレミアリーグの第3週。
リバプールにとっては、ウィークデイにUEFAチャンピオンズリーグ予備予選3回戦を戦った関係で、今シーズンの2戦目となったウエストハム戦。
ホームゲームにもかかわらず、前半早々は先のシェフィールドU戦と同様に相手にポゼッションを許してしまい、11分に早くも先制点を奪われてしまった。
しかし前半41分、ディフェンスのダニエル・アッガーが、ドリブルでバイタルエリアまでボールを運ぶと、なんとその位置から、ヨン・アルネ・リーセも驚くような恐怖のミドル砲を打ち込んだ。
そして前半終了間際には、ルイス・ガルシアがお膳立てしたボールを、ピーター・クラウチが決めて2-1と逆転し、後半もそのままのスコアで逃げ切った。
しかしながら、リバプールは、前週のシェフィールドU戦でジェイミー・キャラガーとリーセが負傷、ウィークデイのマッカビ・ハイファ戦でモハメド・ラミン・シソコが負傷し、それ以前から負傷しているハリー・キューウェル、ガブリエル・パレッタを含めると、主力5人が戦線離脱中という緊急事態である。
にもかかわらず、この試合のスターティングメンバーをみると、先の5人が抜けていても、決して戦力ダウンしているようには見えない。
レイナ
フィナン ヒーピア アッガー アウレリオ
ジェラード X・アロンソ
ペナント L・ガルシア
ベラミー クラウチ
その上、このメンバーに交代して入ってきたのが、ディルク・カイト(クラウチout)、マルク・ゴンザレス(L・ガルシアout)、ボウデミン・ゼンデン(ジャーメイン・ペナントout)というのだから、リバプールの今シーズンの戦力が、いかに充実しているかがよく分かる。
ところで、この試合の後半7分にクラウチに代わって、オランダ代表FWのカイトが、ついにアンフィールドのピッチに姿を現した。
そして、そのときスタンドから聞こえてきた、拍手と歓声の大きさ。
まるでリバプールで数シーズンを過ごし、多くのゴールを挙げているストライカーを称えるような拍手と歓声は、今シーズンのレッズサポーターが、いかにカイトに期待しているかということの顕れだろうか。
ところで、この日のカイトのプレーは、他の10人のプレーヤーと初めて連携するとは思えないほど、リバプールのフォーメーションにフィットしていた。
ストライカーとしての役割である、シュートを打つという点についても、ゴールエリア内でのヘディングシュートや、ミドルレンジからの強引なシュートなど、たった40分足らずのプレーの中で4~5本を放っていた。
とすれば、もはやリバプールのフォワードの柱は、ひ弱さの目立つクラウチではなく、カイトということになるのか。
そして、その相方の本命はベラミーか。
昨日見たかぎりでは、この2人のコンビネーションは、かなり良かったような気がする。
ところでプレミアリーグの第4週は、9月2日に国際Aマッチデーが入っているため、2週間後の9月9日。
伝統のマージーサイドダービー、宿敵・エバートンとのアウェー戦。
メディアによれば、この試合には、負傷中のキャラガー、リーセ、シソコが戻ってくる可能性もあるとのこと。
すると、先のスターティングメンバーが、大幅に入れ替わる可能性もある。
レイナ
フィナン キャラガー アッガー リーセ
ジェラード シソコ
ペナント アウレリオ
カイト ベラミー
なんと、シャビ・アロンソとL・ガルシアという、スペイン代表コンビがスターティングから外れてしまうという贅沢さ。
その上、フォワードの控えには、ロビー・ファウラーが入ってくるかも・・・。
いやー、これなら今シーズンは、17年ぶりのトップ(プレミア)リーグ制覇、昨年に続くFAカップ連覇、そして2年ぶりのビッグイヤー獲得と、トレブル(三冠)を狙うことも夢ではないのかもしれない。
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